2010年8月29日日曜日

ストックホルム日記(その2)

残暑が厳しいざんしょ・・・

今日は「地デジ」アンテナの設置に電気屋が来てますが、
猛暑のなか汗だくで作業している様子は、仕事とは言え大変だなぁと、
ちょうど今室内の配線をしてもらっているのですが、
作業のおっちゃんの汗臭いことといったら・・・
鼻が曲がりつつ書いております。


前回はオーウェンおやじの話まででしたか。


このときは一週間ちょいの滞在で、2カ所のホテルに泊まりました。

1件目は中央駅にほど近い「シェラトン・ストックホルム」。
交通の便も良く、趣は万国共通。
ガイドブックの評価は☆☆☆☆☆。
ある意味安心して泊まることができます。
朝食のビュッフェも美味かった〜。

で、2件目は「コム・ホテル」というところ。




中央駅からは離れますが、こぢんまりとした雰囲気の良いホテルでした。
ガイドブックでは☆☆☆。
確かにシェラトン程の設備ではないし、朝食も・・・な感じですが、
特に不便・不満は無かったですね。
暖房も効くし、ちゃんとお湯も出ます。



ホテルの前には公園が、


ちなみに、ちょくちょく出てくる「中央駅」ってのはこちら。


涼しくなってきましたか?

きませんね。

でも実際は本当に寒かったのですよ。

その寒さと戦いながら、観光です。

市街観光での交通手段と言えば、
電車(地下鉄)、バスはもちろん便利ですが、
ストックホルムの場合、タイミングが合えば・・・


「船」という手段もあります。


これは楽しい〜

船に乗って行き着く先は・・・

スカンセンという野外博物館。

歴史的な建物が移設展示せれていて、
タイムスリップしたような雰囲気を味わえます。


北欧の住宅は日本と同じ「柱」で支える木造建築が多いそうな。
(西洋建築は「壁」で支える石造りが主流)

さりげなく動物園も併設されている・・・


地味〜な動物しかおりません・・・
人気動物は「熊」とのことで楽しみにしていたのですが、
この時期は「冬眠」していて観ることが出来ず。(そりゃそーだ)

スカンセンの次に向かうは、
ヴァーサ博物館。
この旅で、一番興奮しました。
「ヴァーサ号」!


北欧といえばバイキング。


ヴァーサ号はバイキングを取り締まる軍艦でした。


海に沈んでいたのを引き上げて、修復し、展示しています。


装飾の数と緻密さには鳥肌が立ちます。


それにしても大きいので、



全体が撮れません・・・




とにかく見所満載でございました。

他にも美術館や郊外の港町にも足を運びましたが
きりがないのでこの辺にしておきます。

ひとときでも暑さを忘れられればと思い、
寒々しい写真をたくさん載せましたが
いかがでしたでしょうか?



・・・やはり暑いものは暑いですな。

2010年8月27日金曜日

たまにはためいき

今年は、春先からあまりにも忙しく、
ただひたすらに仕事をこなす毎日。
そう、会社の仕事をです。

このブログもなかなか更新できず、
HPの作品アップもできていない・・・

合間をみてはプロダクトデザイン関連のコンペにもいくつか応募していますが、
自身、満足のいく作品が作れず、
思った通りの落選続き・・・

頑張りが足らん!

と言われればそうなのかも知れません。




「デザイン」って言いますけど、
これって、何?


私の様な若輩者には、たびたび降りかかる難題。

それでも、

色々なものを見たり、

思いついたことや作りたいと思ったものを、
ただひたすらに作っていれば、

いずれ見えてくるのではないか〜と、

ごちゃごちゃ考える前に作るのだ!と、

そう思ってやって来ましたが、

果たしてこれで進歩できているのか?



これではいか〜ん。 (ため息)



今抱えている仕事(もちろん会社のです・・・ため息)が片付けば、
9月の後半にようやく夏休みが取れそうです。

田舎に帰ってじっくり考えたいと思います。

「デザイン」のこと。

会社のこと。

将来のこと。

色々と後回しにしてしまっていること。

(新作のネタだしも・・・)


大きいことなのか小さいことなのかはまだ分かりませんが、
何かを変えなければいけないと強く思う。

・・・勘ですが。


勘は良いと、

自負してますので。

2010年8月9日月曜日

ホルテンさんのはじめての冒険

という映画を借りてみました。

Tカードの更新でもらった「タダ券」の期限が間近だったので、
何でも良いから借りようと物色しておったのですが、
こういうときに限って見たいピンとくるものがない・・・

いやいや、
とにかく何でも良いからっ

焦る程になにもない・・・

そのとき目に留まったのがコレ、


いやいや〜
どうなんだ〜?

あまり期待せずにレンタル。

で、観てみると

以外にイイ〜。

ノルウェーが舞台の物語で、映像が綺麗です。

季節は冬だと思いますが、
「寒々しくて、物悲しい、だけど温かい・・・」
みたいな風景。

主人公ホルテンさん役の俳優もかなり出汁がきいております。
(全体的にセリフは少ないです・・・)

ストーリーはいたって「普通」。
盛り上がる箇所も特に無し。
テンションは常に「低空飛行」状態ですが、
なぜか眠くはなりませんでした。

あと、サントラが良かったです。

何というか、
“やさしいジム・ジャームッシュ”
って感じです。

わかるかな〜?

ななななんと!

Rufus Wainwright(ルーファス・ウェインライト)が秋に来日するではないか!

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あまりのことに、

失神寸前でございますが、

気力を振り絞って、

ゲット!


そして、知らぬ間にアルバムも出てた・・・

ゲット!

All Days Are Nights : Songs For Lulu

ついでに、持っていなかった1stアルバムも

ゲット!
(しつこいので画像は無し・・・)



音楽一家に育ったルーファスは、10代でゲイをカミングアウト。

・・・うん、エリート過ぎます。

肩書きは「シンガーソングライター」ですが、
その辺のピアニストよりもピアノが上手い。

「上手い」とは、技術的な意味だけじゃありません。
ナヨナヨ〜した感じの旋律は、本人の人格そのものです。


ルーファスが音楽を奏でるのではなく、

ルーファスが音楽になっている。


数少ない天才の1人ではないでしょうか。

2010年8月1日日曜日

ストックホルム日記(その1)

暑い。

暑すぎる・・・。


てなわけで、今回は涼しい写真をご覧頂きます。

3年程前にスウェーデンを訪れた際の写真です。

季節は2月だったか、とにかく「冬」。
ストックホルムは都会なので比較的暖かいのですが、
それでも最高気温0度(晴れていて)、
最低気温はマイナス10度以下。
日本で言えば北海道と同じ位でしょうか。


どうです?
寒々しいでしょう。(絵的に・・・)
これはちょっと郊外の駅で撮った写真でした・・・

身も心も冷えてきたところで、
まじめにストックホルムの写真を。


宿泊したシェラトンはストックホルムの中心にあり、
観光にもとても便利な立地でした。

徒歩10分程で旧市街「ガムラスタン」へアクセス可能。



いかにもヨーロッパな町並み・・・
素晴らしいです。
街全体としても古い建造物は多く残っていますが、
ガムラスタンは古い建造物しかない印象でした。
全体に石造りが多かったような・・・

でもって、みやげ物屋が立ち並ぶ。

こんなのとか、


こんなのとか、


こんなのとか、


・・・???

ガラス製品も名物なのでしょうか、


寒さを忘れて心はウキウキでございます。


そして、夜ともなると


こんな感じのところで、


 みんな遊ぶ遊ぶ、


真夜中でも安心して出歩くことができました。
実際、とても治安の良い国のようです。
そして夜遊び大好きな国民性。
公共交通も24時間動いています。

ちなみに、
クラブもライブハウスも飲み屋も屋内は禁煙です。
大抵、店の外に灰皿が用意してあり、
みなさん極寒のなか喫煙してました。

恐らく、治安が良い理由はこのへんにあるのでしょう。
老若男女問わず「遊ぶ」ことが生活の一部になっています。
つまり、きちんと発散しているってことですね。
だから凶悪犯罪も少ない。

日本も江戸時代は町民の凶悪犯罪が少なかったそうです。
それは、今で言う「風俗店」が多く、
みんな発散していたからだと言われています。

それにしても、
このオーウェンのユニフォームのおじさん・・・


踊り(というか動き)がハンパじゃなかった・・・

腹がよじれました。

笑いすぎて、動画撮れませんでした。

これじゃ、伝わらない・・・

残念!!


(その2へつづく)