2010年7月22日木曜日

神代植物公園

我が家から、車で10分くらいのところにあります。

入園は有料ですが、
そのぶん人が多すぎなくて良いです。

隣接して深大寺や温泉施設もあり、1日遊べるスポットです。 

「バラ園」が有名ですが、
個人的には熱帯植物園(温室)がお気に入りです。
信じ難い(中には卑猥な感じの・・・)形状をした植物があって面白い。

写真のネタには事欠きません。

あちらこちらで、
バズーカ系のレンズが標的—ターゲット—をlock!

私はしょぼい型落ちのデジカメで・・・


一見毛深いススキの様ですが、

実際は、


巨大・・・

(ちなみにこれらの写真は一昨年の10月に撮影)


四つ股・・・
脳幹の血管造影の様です。

バラは萎れかけが雰囲気あって、


好きです。

でもって、意外に


花以外の部分を接写すると・・・おもしろい!


トゲが二股だったり、三股だったり。


意外とふくよかだったり・・・


植物にはさほど興味がない私ですが、
“立体フェチ”には目の保養になります。

そしてある意味、ネタの宝庫です。

2010年7月20日火曜日

Ernesto Neto(エルネスト・ネト)

3年ほど前、
香川県の美術館でやっていた「エルネスト・ネト展」 に足を運びました。

ネトさんはブラジル人アーティストで、
ストレッチ素材を使用した有機的なフォルムの作品で有名です。

また、世界中で展覧会をやっていますが、
それぞれの会場に合わせた空間作りをしています。

つまり、会場全体が作品になるわけです。

私が訪れた際の会場は・・・


こんな感じ。

そそります・・・

そうです、
彼の作品は基本「おさわりOK」!

さわるどころか、


 皆さん、このような状態・・・

私も、


だら〜っと。

老若男女問わず、
はしゃぐはしゃぐ・・・

実に素晴らしい!

確かに、会期を通して作品は汚れるし、壊れますが、
そんなことは気にしない。

Let's enjoy!

Don't think, feel.

な世界。


これはいわゆる「美術展」ですが、
この精神、「デザイン展」にこそ必要なのではないかと思います。

プロダクトデザイン関係の展示会はよく行きますが、
椅子を展示しておきながら「お座りにならないで下さい」とか、
食器の展示で「お手を触れないで下さい」とか・・・

正直解せません。

工業製品は私たちの身近に存在し、
「触れて」「使う」ことが前提のもの。

床の間のカザリでは無いはずです。


ネト展のような「体感型」の展示会は、
斬新なようで、ある意味とても自然な感覚を持ちました。

(単純にチケット代に対する満足感も大きかった・・・)


余談ですが、

以前、スウェーデンで作品を展示したところ、
外国人のお客さんは触る触る!

そのときの作品は実寸代のスケールモデルでただのハリボテ。
輸送に耐えうる強度しか持たせておらず、
「Don't touch, please」のプレートも置いていたのですが、
がっちゃんがっちゃんやられて、

(ちょ、ちょっと・・・そんなにしたら、壊れるがな・・・)

と心の中で何度も叫びましたが、
そんなことはお構いなしでした(笑)。

私も最後は「壊してくれて結構!」と開き直っておりましたが・・・


国民性もあるのでしょうか?

2010年7月19日月曜日

衝撃!

我が家の「虫コ○ーズ」に虫がとまってるんですけど・・・

2010年7月18日日曜日

梅雨も開けて

夏ですが、

夏と言えば「稲さん」なわけで・・・


「稲さん」とは、ご存知「稲川淳二先生」 のことです。

今や稲川先生と言えば「怪談」ですが、
地味に工業デザイナーが本業。
桑沢卒でグッドデザイン賞受賞歴のあるエリートデザイナーだったりします。


と、前フリしておきつつ
デザインの話には行きません。


稲川先生は多くの恐怖モノDVDを出していますが、
私的には「怪談系」よりも「現場系」がお気に入りでして、
今年も6〜7月に3本リリースされます。

(詳しくは公式サイトにて)

「稲川淳二 恐怖の現場」シリーズ。

これがいいんですねぇ。
実に味のある作品で。

すでに十数本がリリースされています。

内容は、日本各地の心霊スポットを
稲川先生と(マイナーな)アイドルが訪れ「検証」するといったもの。

「作り無し!!!」
(↑「やらせ無し!CGとか使ってません! 」の意)
と稲川先生が豪語するのは本当なのでしょう。
ドキッとするような映像はほぼ出てきません。

夜の山道、
明らかに動物の鳴き声であろう音を、「赤ん坊!」とか、
「いる!」とか、
「来てる!」とか、
「オェーッ!」(稲川先生は霊が近づくと“えづく”)とか、
そんなんばかりですが、
これが何とも味がある。


大好きなシリーズです。


初期作品は「探り探り」感まるだしのヌル〜い作り。
アイドルがキャーキャー言うばかりで、正直イマイチです。

が、

近年の「恐怖の検証」シリーズ(2007年)から、
「解明・恐怖の現場」シリーズ(2008年)、
そして今年の「四国巡礼・恐怖の現場」と、
現場・出演者ともにレベルが格段にアップ!

「アレ? 作っちゃった?」

と思う様なドッキリ映像も収録されています。

特に今年の「四国巡礼〜」は、
高知県が田舎の私にとって非常にそそられる内容!

稲川先生一行が、四国の廃墟を検証します!


“霊場” 四国。


“廃墟ワンダーランド” な四国。


四国、四国、死国・・・


事実、
60年代に観光開発が盛んだった四国。

当時、海沿いのスカイラインなどに
多くのホテルやレストランなどが建てられました。

で、多くが潰れました。

私が小学校の頃(80年代中期)までは、
何とか営業しているところもありましたが、
それも今ではほとんど廃墟に。


廃墟は結構好きなので、
帰省した際に、ドライブがてら廃墟探索したりしますが、
夜は絶対無理ですね。

霊感はありませんが、
肝試しとかムリ。

なので、これらDVDで疑似体験します!





楽しみだ!!

2010年7月9日金曜日

東京ビッグサイト

今日は仕事で東京ビッグサイトへ。

(表向きの)目的は「販促EXPO」。

(個人的には「デザイン製品展」が狙い・・・)



仕事やプライベートで年に数回は訪れるビッグサイトですが、
今まではほぼ車で行っていました。

今回は(経理のご機嫌を気にして)「節約」のため電車でGO。

うだる暑さの中、
汗はダラダラ、
シャツはクシュクシュ、
脚はパンパン・・・

ヘロヘロになりながら「国際展示場駅」に到着。

「会場遠ぉ!」

駅から歩く歩く。

おまけに「東棟」だったので
さらに歩く歩く。


一通り見終わって、
「駅まで歩くのしんどいなぁ・・・」
と思っていたら、
会場を出たすぐ先に水上バス乗り場が!

「イイっ!」

優雅にクルージング〜

¥400で浜松町まで行けるそうな。

迷わず切符を買い、
颯爽と船着き場へ。

と、長蛇の列・・・

意外と皆さんご利用なさる。

あっと言う間に席は埋まり、
立ち乗り・・・

でもって意外と揺れる〜

ここぞとばかりに屋外デッキに陣取るも、
まじかに見る東京湾の海面は薄めたコーラの様な色をし、微妙に臭い・・・
船のエンジンの排ガスも襲ってくる・・・

しかしまぁ、

いい気分転換にはなりました。

うぅみよぉぉ、おぉれぇのぉうぅみよぉ・・・


(汚い写真ですが、お許しを。)

羽田空港が近いので、着陸態勢の飛行機がよく見える!

ちなみに私、飛行機(旅客機)大好きでして、
近眼になるまでは、
本気でパイロットになりたいと、
いや、
なるものだと思っておりました。

その辺の話は、またいずれ・・・


およそ20分で浜松町へ。

ほんのひと時でしたが、
疲れを忘れ、爽快な気分で下船。
いざ、JR浜松町駅へ。

「さて、駅はどこかな?」

そのとき目の前に看板が。

「浜松町駅650m→」

「あぁ、こっちか・・・って、遠ぉ!」

650mって四捨五入したら1kmっすよ。


東京在住27年にして、
いまだに公共交通は苦手です。

とはいえ、平日にちょっとした東京観光。
特に仕事で「臨海地域」はあまりないので、
楽しい一日になりました。

2010年7月4日日曜日

待ってました!

待ちに待ったSCISSOR SISTERS(シザー・シスターズ)の新譜が
発売になりました〜

「Night Work」(ナイト・ワーク) 

ユニバーサルのHPには「待望のニューアルバム!」

いやいや、本当に待ってました。
前作「TA-DAH」からだいぶ経つからね。

このバンド、
前作が大ヒットしたので、ご存知の方も多いかと。

私は、2年前位に知ったかな。

当時はドラム以外のメンバー全てが同性愛者で、
最近ドラマーが変わって、新しい人はそこんとこどうなのか
気になります。

ボーカルは、男性ストリッパー出身だったような・・・
確かにステージではよく脱いでます・・・


魅力は「ハイセンス」「ハイクオリティ」。

曲良し、アレンジ良し、PVも良し、
アナは男からみてもメイクとか動きとかかっこいい!


男女2ボーカルですが、
男性パートの方が高音域だったりします(笑)

見た目は若干「キワモノ」っぽい感じもしますが、
好きな人にはハマると思います。

まだご存知でない方は、是非チェックしてみて下さい!



あえて、ライブ映像を・・・

アナの貫禄あるタンバリンさばきにご注目。

3D−CAD

私は、デザイナーは「手が動いてなんぼ」と思っています。

いくらテクノロジーが進歩しても、

便利なソフトウェアが開発されても、

アナログな「感性」を具現化するには
手を動かすことがとても重要です。

とはいえ、

スッスウーっと線画を描いて、
シャッシャッとマーカーで色を塗る・・・

これだけではデザイナーは務まらないのも現実です。


最近では、プロダクトデザイナーの求人にも
条件として「3DCADが使える方」が当たり前になっています。


そうか・・・
CADは使えて当たり前の時代か・・・


数年前、某自動車メーカーにてエンジン設計の仕事をしていたときは、
毎日死ぬほどCADをいじっていました。

そのときは「専門的」で「マニアック」なイメージのしていたCADも、
今では一般にも手が届く価格で、そこそこのものが買えます。


ちなみに私が使っているソフトは「Rhinoceros」。

残念ながら「フラミンゴ」や「ブラジル」までは手が出ず、
レンダリングは「Shade」でやっています。


この辺の話は、その筋の人にしかわからないですね・・・


まぁ、何のソフトを使っているかはどうでも良いのですが、
CADは過去に実務経験もあることだし、余裕余裕〜


と、思いきや、

ぜんぜん余裕でナイ・・・


それは、3DCADの場合、ソフトによって
モデリングの概念に違いがあるからです。

私もあまり詳しくないのですが、
大まかに2つ

・「ソリッド」の概念
・「サーフェス」の概念

があります。

例えばCADでサイコロのモデルを作るとき、

ソリッドモデルのサイコロは「中身が詰まった」サイコロになります。

一方サーフェスモデルのサイコロは「6枚の面を貼り合わせた」サイコロになります。
 この場合「中身はカラ」です。


なにげにこの違い、大きいです。


私の場合、エンジニア時代に使用していたCADは「ソリッド」系。

で、今使用しているCADは「サーフェス」系。


ソリッドモデラーで容易くできた操作が、
サーフェスモデラーではうまくいかなかったりします。

逆にソリッドモデラーではつくりにくい複雑な面が、
サーフェスモデラーだとサクッとつくれたりもします。


そんなこんなで、まだまだ3D初心者の私は、
スッスッスーっと描いた「いいかんじ」のスケッチも
データを作る過程で「なんか微妙」になってゆきます・・・

「デザイン」よりも「正しいデータを作る」ことに必死になります。



修行の道は長く険しいです。