2010年6月26日土曜日

前の記事から・・・

あっという間に時間は過ぎてフライデーナイト。

もちろん残業中・・・


今週はひたすら面接官をしておりました。

この5日間でアルバイトの応募数:80人以上!
契約上、来週も求人記事は掲載されるので、
最終的に何人になるのか、想像するのも恐ろしい・・・

もちろん、面接をするのはそこから厳選した方々のみですが、
それでも15人程度はいたでしょうか。

人数自体はたいしたことないかもしれませんが、
1人終わって15分〜30分後には次の方が来る・・・
といったペースだったため、落ち着いて仕事ができず、
気付けば金曜の夜になっていました。

いま、展示会ブースのデザインが1件入っているのですが、
今日の夕方までほとんど手につかず、「金曜の夜に懸ける!」つもりが
急きょ六本木の現調が入り、結局この時間に・・・


 泣き言はこのくらいにしまして・・・


面接では久々に若い(20代前半〜)方々とお話しましたが、
美術系の学校を出られた方の応募が多く、作品集など持参してもらったのですが、
みなさん本当に「ものづくり」が好きなんだなぁと実感しました。

美大卒の方などは、作品の説明も慣れた感じなのですが、
「美術系の高校」卒とか
「美術系の専門」卒とか
もっといくと「独学です」みたいな人が、モジモジしながら

「高校1年の時に描いた絵です・・・」

とか言われてみせられると、
さすがに上手いとは言えませんが、
なんだかジーンときてしまい、思わず、

「採用!」

と言いそうになりました。


(面接官には向かない性分です)


「将来の目標」などを尋ねながら、
「あぁ、オレはこんなんでいいんだっけ・・・」
と自問自答したりもしました。


(つくづく面接官には向かない性分です)


しまいには「オレも転職するかなぁ〜」などと思ったり、
思わなかったり、思ってはいけないと戒めたり・・・


(決定的に面接官には向かない性分です)


そんな・・・1週間でした。

2010年6月21日月曜日

猫の手も

借りたいとはこのことで、

今日もいつも通りの深夜残業・・・

ウチの会社が忙しいのには様々な理由がありますが、

1つ言えることは「人手不足」。


いい加減にっちもさっちもいかないので、
社長がついに決断しました。

「バイトを募集する!」(社長)

おぉ、良かった良かった。

このマンネリとした会社にフレッシュなニューフェイス。

良いじゃないですか。


「もろもろよろしく!」(社長→私)

・・・


最近なんでもかんでも振られてしまう。
 社内の「便利屋」状態です。

多少の予算がおりたので、大手求人情報誌に掲載しました。


とたんに、


予想を遥かに上回る応募が・・・


ぜんぜん好条件じゃないのに。

求人誌の営業さんいわく
「クリエイティブ系」は人気が高いのだとか。

結果、社内で私だけ仕事が増えました・・・


明日から毎日面接です。

勿論面接官はこの私です・・・
そこんとこ先に謝っておきます。



「ブログ書いてる暇があったら仕事しろ」
と思っているあなた、

ごもっともです。

この辺にして仕事します。

3本目!

最後の1本。

3本目:
「Milk」


実在の「ゲイの政治家」ハーヴィー・ミルクを題材とした映画。

今では「同性愛」に対する偏見・差別がナンセンスであることは当たり前ですが、
70年代当時は同性愛者が「獣」扱いされることもしばしばあったようです。

映画はハーヴィー・ミルクがマイノリティに希望を与えようと奮起し
政治家を目指すところから射殺されるまでの8年間を淡々と描いています。
「社会派ヒューマン」といったところでしょうか・・・

私自身はいわゆる「ストレート(非同性愛者)」ですが、
同性愛者に対する偏見意識は全くないので、

「マイノリティに希望を!!」
「同性愛者に公民権を!!」

的なメッセージに対しては

「そりゃそうだ。」

と思う程度でしたが、

なんといっても感動を誘うのはショーン・ペンの演技でしょう。

やはり良いです!ショーン・ペン!

基本、派手で明快な演技なのですが、
今回はゲイっぽい仕草やしゃべり方を
よく研究しているなぁと思いました。

やはり良い映画でした。



で、ショーン・ペンと言えばこちら・・・


「ギター弾きの恋」

ショーン・ペンのギターの腕前は知りませんが、
本物以上に本物っぽく、
「表情」でギターを弾いてます。
こういう感じたまりません・・・

2010年6月20日日曜日

2本目!

ひとり映画祭は続きます。


2本目:
「パリックエネミーズ」


公開当初はあまり興味が沸かなかったのですが・・・

1. やはりジョニー・デップは昔から大好きで、
2. ヒロイン役のマリオン・コティヤールも「NINE」以来ファンで、
3. 話の舞台も1930年代、
4. ビシッとしたギャングのファッションも素敵、

と、気になる点も多々あり、
借りてみることに。

上記1.〜4.に関しては思った通り、良かったです。
デップのマネして小学生以来の「刈上げ」をしてやろうかと思いました。

当時のファッションで言うと、
紳士は外出する際、必ずハットをかぶりますね。

スーツにハット。

実に素敵です。

いつから「ハットをかぶる」文化が無くなったのでしょうか?

サザエさんでは、波平はかぶるのにマスオはかぶらない。
波平はハゲを隠す為にかぶっている訳ではないでしょう。



ストーリーは単純で、ぶっちゃけ「長いがな」と思ってしまう映画でしたが、
ジョニー・デップは2時間以上観ていても飽きません!
同性ながらうっとりしてしまいます。


同じ時代背景でジョニー・デップが出ている映画

「エド・ウッド」


「ご存知」ティム・バートンの作品ですが、

個人的にはこちらの方が好きです。

絵的にも、内容的にも。

かなり地味な映画ですが・・・

2010年6月19日土曜日

本日は

ワールドカップのオランダ戦。

ご近所からも「オォォー」とか「アァァー」とか
ひっきりなしに聞こえてきますが、


私はそれどころじゃありません。


明日が返却期限のDVDが3本も・・・


先週末にTカードの更新をした際に、
勢い余って借りすぎました。


平日はまったく見る時間がなく、
案の定この週末は「ひとり映画祭」状態。


で、せっかくなのでレビューします。


1本目:
「幸せはシャンソニア劇場から」



会社でこのDVDの販促ディスプレイを作ったときから気になってました。

1930年代のフランスが舞台。

この辺の時代設定は好みなので、
ビジュアルや美術は大アタリ。

フランスの下町に建つ劇場を中心にしたヒューマンドラマですが、
予告編を観たときは「ミュージカル」っぽいのかと思いきや、
恋愛あり家族愛ありサスペンスありと、思ったよりも込み入った内容でした。

そういった「込み入った感」がフランス映画らしい作品だと思います。

台詞が多いのもやはりフランス映画っぽい。

前半と後半の勢いに結構な差があって、
しまいには殺人とか起こっちゃいますけど、
基本アコーディオンの音色にのったほのぼのとした映画で、
リラックスして観れます。

そして何より主人公の冴えない劇場支配人ピゴワル役の
ジェラール・ジュニョがいい演技してます。

この人を見てるだけでちょっと泣けてくる。

個人的には歌や音楽のシーンが
もうちょっとあると嬉しいかなと思いましたが、
総じて満足できる良い映画でした。


久々にフランス映画を観ましたが、
字幕を追うのに忙しかった・・・

英語と違って、字幕を読まないと
何を言っているのか???



最後に好きなフランス映画を1つご紹介します。

「奇人たちの晩餐会」


ひとことで言うと、チャーミング。

ただひたすらにチャーミングな映画でした。

こちらも主人公ピニョン役のジャック・ヴィルレが最高です。





さて、残るは2本!

2010年6月18日金曜日

カーデザインが

プロダクトデザインに興味を持つきっかけでした。


と言いますか「立体フェチ」への第一歩でした。


これはもう、幼い頃からずっと好きで、
幼稚園ではトミカを集めてましたし、
小学校のころは「カーグラTV」を欠かさず見てました。
(おっさんのような小学生でした・・・)

今思えば、当時の最大の趣味は、
レゴブロックで車を作ることでしたね。


「カーデザイン」は、ただでさえ敷居の高いプロダクトデザイン界において、
その最高峰とも言うべきジャンルで、
それはもうエリート中のエリートしか「受け付けない」感があります。

と、いうわけで
いつまでたっても「憧れの的」なのです。



ちなみに、ルイジ・コラーニなんぞ大好物でして、
(カーデザイン以外もイイよぉ・・・)

見てるだけでヨダレが・・・

2010年6月16日水曜日

6月と言えば

みなさんは何をイメージするでしょう?


梅雨・・・

祝日がない・・・

これから嫌いな夏(暑いし、虫は増えるし)が来る・・・

など、(私には)基本的にあまり良いイメージがありません。


しかーし、

6月が無くては困るのです。

なぜなら、

「ボーナス」月だからです!


わたくし、平日はディスプレイ関係の製作会社に勤務してまして、
つまりはサラリーマンなわけで、
このご時世なので、ほんの少しではありますが、
ボーナスが出ます。

「正社員」である理由、ここにあり。
ここに極まれり!


さて、

問題は「使い道」です。

「何を買おうかな〜」

とほくそ笑んでいた矢先でした、不動産屋から通知が来たのは。




「賃貸契約の更新です」と。



「礼金、手数料であなたのしょっぱいボーナスのほとんどを頂きます」と。

フィリップス

前の記事でも触れましたが、
デザイン作業の中でも多くの時間を費やすのが
「リサーチ」です。

以前、ひょんなことからMRI(医療機器の)のデザインを見ていたら、
とあるメーカーのデザインがひときわ良いことに気づきました。



Philips(フィリップス)です。

オランダに本拠地を置く多国籍企業で、
エレクトロニクス分野では超超超大企業ですが、
日本で日常目にするのは「電気シェーバー」や「バルブ(車の電球)」くらいでしょうか。

海外では携帯電話なども出しているらしく、
これがまたカッコイイ。


 繊細なフォルムしてます。

2010年6月13日日曜日

スマートフォン体験

今年はやたらとケータイ(携帯電話)のデザインをやっている気がします。

それぞれ、お仕事だったりコンペだったりしますが、
デザインする前に「まずはリサーチ」するわけです。

基本的に「デザイナー目線」でリサーチするので、
ケータイ以外のことも多く調べますが、
まずは現行ケータイの全カタログに目を通します。



で、早速脱線します。




「あぁ、機種変したいな〜」


最近は「スマートフォン」人気がすごいですね。
私の周りにもiPhoneやExperiaユーザーが確実に増えてます。


私はと言うと、
プロダクトデザイナーを語りながらも、
このスマートフォンにはかなり消極的でして、

「使いこなせる気がしない・・・」

と見て見ぬ振りをしておりました。



しかし、これではいかん。



プロダクトデザイナー(の卵・・・)たるもの、
スマートフォンごときにビビっていては「モグリ」と思われてしまう!

と、言う訳でリサーチをかねて近所のヨドバシへ。



さすがスマートフォン。

softbankやdocomoでは売り場の「一等地」にドーンと陳列されています。

内心ドキドキしながらも

「あぁ、これね」

と涼しい顔で接近。

実機を触ってみました。





結論から言って。





恐ろしく使いやすい。
(「感覚的」って嘘じゃないのね。)






ここまで操作性に優れているとは!

意外とお年寄りにも向いているのでは!?



そして一気に欲しくなりました。
(この辺の思考は単純です・・・)


「次はスマートフォンだなこりゃ」


心が決まったところで、我がauの売り場へ—


ええと、


ええと、


タッチパネルで、


ぐりんぐりん動くヤツはと・・・






ない。




ない?




auの一等地には「iida」シリーズが並んでいます。

どうしたau!?

auがちょっと心配になりました・・・



ちなみに私が現在使っているケータイは、
iidaシリーズのG9という機種です。

ズバリ外観のデザインに惚れました。

これぞmade in JAPANとでもいいましょうか、

バランス良いし、ディテールの処理も秀逸です。

スライド構造も実に自然で、安心感があります。



ちなみにデザイナーは岩崎一郎氏です。

タイトル:Angry Fiesta


過去に製作したイラストレーションです。

とあるバンドのポスターの背景ビジュアル用でした。

しかしハデです。

個人的には気に入ってます。

2010年6月11日金曜日

ご挨拶

西本意匠は2009年をもって活動を終了致しました。

お世話になった皆様、活動を共にした仲間にあらためてお礼申し上げます。

当面、個人でプロダクトデザイン道に邁進致します。

右も左もわからない若輩ですが、とにかくコツコツ頑張ろうと思います!




てなわけでブログを始めました〜(いまさら!筆無精のくせに!)

そしてHPを新設しました〜

http://www.shikatadesign.com/



今後とも宜しくお願いします!