ワールドカップのオランダ戦。
ご近所からも「オォォー」とか「アァァー」とか
ひっきりなしに聞こえてきますが、
私はそれどころじゃありません。
明日が返却期限のDVDが3本も・・・
先週末にTカードの更新をした際に、
勢い余って借りすぎました。
平日はまったく見る時間がなく、
案の定この週末は「ひとり映画祭」状態。
で、せっかくなのでレビューします。
1本目:
「幸せはシャンソニア劇場から」
会社でこのDVDの販促ディスプレイを作ったときから気になってました。
1930年代のフランスが舞台。
この辺の時代設定は好みなので、
ビジュアルや美術は大アタリ。
フランスの下町に建つ劇場を中心にしたヒューマンドラマですが、
予告編を観たときは「ミュージカル」っぽいのかと思いきや、
恋愛あり家族愛ありサスペンスありと、思ったよりも込み入った内容でした。
そういった「込み入った感」がフランス映画らしい作品だと思います。
台詞が多いのもやはりフランス映画っぽい。
前半と後半の勢いに結構な差があって、
しまいには殺人とか起こっちゃいますけど、
基本アコーディオンの音色にのったほのぼのとした映画で、
リラックスして観れます。
そして何より主人公の冴えない劇場支配人ピゴワル役の
ジェラール・ジュニョがいい演技してます。
この人を見てるだけでちょっと泣けてくる。
個人的には歌や音楽のシーンが
もうちょっとあると嬉しいかなと思いましたが、
総じて満足できる良い映画でした。
久々にフランス映画を観ましたが、
字幕を追うのに忙しかった・・・
英語と違って、字幕を読まないと
何を言っているのか???
最後に好きなフランス映画を1つご紹介します。
「奇人たちの晩餐会」
ひとことで言うと、チャーミング。
ただひたすらにチャーミングな映画でした。
こちらも主人公ピニョン役のジャック・ヴィルレが最高です。
さて、残るは2本!
2010年6月19日土曜日
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